さらにきつくこれでもかと俺に抱きつく心を、抱きしめ返す。 やば…なんかいい匂いしてきた。 風呂上がりだから余計だし…これ、映画どころじゃないな…。 もうちょっと怖がる姿を見ていたかったけれど、俺の理性の方がやばい気がしてきた。 「もうやめとく?」 「ぅ、うー…はるちゃん……も、やだっ…」 どうやら相当怖かったのか、涙目で見上げてきた。 抱きついたまま見上げているため、必然的に上目遣いになる。 その姿に、ドキッと心臓が高鳴った。