【完】幼なじみの甘い独占欲。



下唇を噛みながら、苛立ちを全開に醸し出している。


恐る恐る晴ちゃんの顔を見上げて、首を傾げた。



「晴ちゃん…ダメ、かな…?」



迷惑かけたくないし…それに、わたしも、文化祭楽しみたい…。



晴ちゃんは、髪をぐしゃぐしゃとかいて、困ったように顔を顰めた。



「……絶対、俺から離れないって約束できるか?」

「うん…!」

「…あー…もう、すっげー不本意…」



不機嫌な表情のまま、席に座った晴ちゃん。

どうやら許してくれたみたいで、わたしは頰が緩んだ。



「ありがとう晴ちゃんっ…!」

「…っ」



一件落着。