【完】幼なじみの甘い独占欲。



……え?



「わ、わたしっ…!?」



ど、どうしてっ…!?

驚いて慌てるわたしに、アヤカちゃんは楽しそうに笑う。



「ふふっ、心のメイド服、楽しみだわ」



そんなことを言うアヤカちゃんも、接客の方に名前が書いてあった。

う、うそ…メイド服着て接客なんて無理だよぉ…。


ただでさえ引っ込み思案な方なのに、不安しかない。

けど、クラス行事なんだから文句を言って迷惑をかけるわけにもいかず…頑張るしか、ないよねっ…。



よし!と覚悟を決めた時、椅子がキィッと動く音がした。



「ふざけてんじゃねーぞ」



それは、どうやら晴ちゃんが立ち上がった音らしい。