「「あー…天使…」」



二人は、いつものように声を合わせて何か言った。


そして、わたしにぎゅっと抱きついてきた。



「俺も、ここちゃんのこと妹みたいに大好きだよーっ」


「束縛男が嫌になったら、いつでもあたしのとこに来なさいっ」



冗談交じりのその言葉に、わたしも笑い返す。