もうずっと、当たり前になっていること。 朝に弱い心を、起こすことが。 いつから始まったかも、もう覚えていないけれど。 「ほら、メガネ。スカートも、ちょっと短くねーか?」 「い、いつも通りだよっ…!メガネやだぁ…」 「ダーメ、かけるまで出発しない」 家の前で自転車に乗りながらそんなやり取りを繰り広げるのも、いつものこと。 心はしぶしぶといった様子で、オシャレとは程遠いメガネを着用した。