「わかったからわかったから…おやすみ」



これ以上かわいいことを言われたら、手を出してしまう自信しかない。

とにかく早くこのかわいい生き物を黙らせなければと思い、眠るように言った。



生殺しもいいところ…くっそ、キスしたい…。



「うんっ…」



俺の考えなんだ知る由もない心は、気持ちよさそうに目を閉じて、眠りにつく。

俺は終始理性との戦いの末、なんとか勝利を勝ち取ったのだった。