「如月さんって…要先輩と知り合いなの!?」 「羨ましすぎー…いいなぁ…」 要という男は、どうやら相当女に人気らしい。 …くそっ。 何やってんの…俺。 追いかけることもできず、ただ机に肘をつきながらぼうっと外を眺める。 二人がどこへ行ったのか、何を話しているのか、気になって仕方がないのに、俺は何もできない。 追いかける権利も、引き止める権利もないんだ。