「いえ…わたしは何も…!」 でも、少しでも要先輩の力になれたならよかった。 今日助けてもらった恩を、少しでも返せただろうか…? 要先輩は、楽しげに頰を緩めて、わたしの顔をじっと見てくる。 「うーん、確かにさ、ちょっといいなーくらいに思ってたんだよね」