要先輩に、言う必要もないのだから。 真面目に言ったのに、何故か要先輩は笑い出した。 「…心ちゃん、やっぱり面白いね」 お、面白い? どうして笑われるのかわからなくて、あたふたするわたし。 「俺さ、怪我してるんだ、肩」 要先輩は、突然そう話を始めた。 「リハビリすれば治るし、そんな重い怪我じゃないんだけどさ…なんつーの、ちょっと疲れちゃって」