気づいてよ、この気持ち

「…っなんでも」

それだけ言うと瑞希は友達の所へ走っていっ

てしまった。

「…どしたんだろ?」

私は自分のクラスへ戻ろうと誰もいなくなっ

た階段を上っていた。

「おい」

後ろから肩をつかまれ誰かに呼ばれた。

ビクッと後ろを振り向くと、

「…は、はいっ!?」

…っ!か、っこいい…。

目の前に立っている男は黒の髪に制服を大胆

に気崩し耳にピアスを付けていて、唇は細

く、目は大きいけど切れ長の綺麗な瞳をして

いて女の子のようにまつげが長い。容姿は置

いといて顔だけ見たらまるでお人形さんのよ

うに綺麗な整った顔をしている。

「ハッ、何もそこまで驚かなくてもいいだろ。お前何年?」

「あ、1年ですけど…」

「へー」