鈍感ちゃんと意地悪くんの初恋物語

「いきなり玉ねぎあんな量で口に突っ込んだら危ないよ?
やめてあげなよ?」

くいくいと瀬田の上着を引っ張る。

「ああ、いいんだ」

瀬田は何故か笑っている。
なにがいいんだか。

「でね、その賞品が、これ」

中川さんの声の方を向けば。

「あ! ケーキとジュース!!」

クーラーボックスに、色とりどりの大量のケーキに、ジュース。
どれもこれも美味しそう。

「バーベキュー終わったら、みんなで食べよ?」

「うん!」