「「!?!?!?」」
「お、おい、待てよ。どういうことだよ!!雪原さんと未羽ちゃんは知り合いだったのか!?」
駿が混乱して言う。
「…いや、知り合いどころじゃねぇ。
確か、雪原夫妻が交通事故で亡くなったのは、俺らが中学1年の時。
未羽の両親が亡くなった時と同じだ。」
「!!
ってことは…!」
「そう。未羽は雪原夫妻の子供だったのよ。」
…なんてことだ。
「それでもわからないことはたくさんあるな。どうして雪原じゃなく、高塚なのか。どうして雪原夫妻は子供はいないと言っていたのか。」
「そうなのよ。それとあともう1つ。あの部屋、雪原夫妻が亡くなってからのままだったわ。」
「え!!?ちょっと待てよ!俺の親が、雪原夫妻は2人とも両親は他界していて、親戚はいないから、マンションの中の物とかはすべて捨てられたって聞いたぜ!?」
「その話は俺も聞いた。
それに親戚もいないのに未羽はどこで過ごしたんだ?」
「…その話は事実だと思うわ。私、遺品が捨てられるところを見た。
だけど未羽の部屋は雪原さんの家そのままだった。」
