いまあたしは彼の自宅にて、浮気疑惑の彼に尋問中。
こないだ彼の携帯に《夏実》という人物からしつこく電話が来てたのと、その日にあたしの友人が女性と仲良く歩いてる彼を見たと目撃情報有り。
こちらは証拠十分。
最終手段の出番、かな。
「ねえ。あたし、こんなパンツ持ってないんだけど?なんでベッドの下にあったの?」
背中に隠しておいた薄ピンク色のパンティーを人差し指と親指でつまみ、
彼の前に出すとサーッと血の気が顔から一気にひいていく気がした。
まさにこの世の終わりって顔。
「…え、お前のに決まってるじゃん」
予想通りの反応きました。
この男はいつまでシラを切れるのだろうか。