「早く‥‥早く動けよ‥‥‥。 こんなとこで死んぬなんて‥‥‥ 俺ヤダよ‥‥。」 俺は顔を伏せて、そう呟く。 蛇は、大きく口を開ける。 「ヤダよ‥‥‥ヤダ‥‥‥‥‥‥。 こんなとこで死にたくない‥‥‥。」 大きく開いた口から、涎が滴り落ちている。 俺は目を、ギュッと閉じた。 「マジでヤダよ‥‥‥。 誰か‥‥誰か‥‥‥‥‥‥」