「あぁ、
あそこの事務所には簡単には入れないんだよ。
入るためには1つの条件があるからな。」
「条件?」
「その条件は、山村社長に認められること」
「え?それだけ?」
「いや、けっこうすごい事なんだぞ。
あの人に認められたら百発百中で売れる
って言われてる。」
「じゃあ、私スカウトされたんだけど
いつの間にか認められてたんだね!」
「え???スカウト?」
1番の驚いた顔をしていた。
「誰に?」
「山村社長に」
「え?
晴ちゃんすごいんだな。」
「そうなの?」
「あの社長が直々にスカウトするのは珍しい
ことなんだ
ほとんどの人がオーディションで認められて
あの社長からスカウトされた人は少ないんだ。
社長が
いい子がいるなって思っても
芸能人になりたい気持ちがちゃんとない人が
多いからスカウトは、嫌いなんだ
って雑誌のインタビューでも
言ってたからな。」
「ってことは私、期待されてる?」
「あぁ、しかもすごくな」
「そう、なんだ」


