《完》闇を抱えた天才少女








そして又、一年が経ち


あれから、

私のスケジュールは休みが1日もなかった。





日本にも1度も行けて居ない。




あれから、大翔くんに電話やメールも何度もしたけど、返事は来なかった。




そして私は23歳になり、立派な大人になった。





何度も日本で活動したいとジェームズに

頼んだけど

最近は日本という単語を出すたびに

嫌な顔される。



なぜか、アメリカで監禁されたみたいな

気分だった。



だから、大好きな演じるという仕事も

楽しく、演じられなくなっていた。



仕事を貰えることはありがたい。


暮らして行かなきゃいけないから。




でも、自由も欲しい。




そう思う私はおかしいのかな?





毎日、日本に帰りたくて泣いていた。



アメリカを自分の居場所にしたら

こんなに辛い思いもしないかもしれない。



でも私は日本にいる会いたい人がいる。



だから、アメリカを自分の居場所にすることは

出来ないんだ。