距離感

「お前さあ〜あの時、どうだったんだよ! 俺、いまだに気になってんだけど?」


「何のことだよ?」


何年後かの飲み会の席。


当時のクラスメートで現在も付き合いのある何人かとの飲み会の席でのことだ。


「いやさ、お前とあの子買出しに言っただろ? 文化祭のとき」


「ああ、そんなこともあったな」


「あれさ、おかしいと思わなかった?」


友人はニヤニヤしてそう言った。


僕も薄々感じていたのだが、あれはやはり仕組まれたことだった。


僕だけではなく、彼女の方も僕に好意を持ってくれていたのだ。


「いや、パピコ食って帰ってきた」


「パピコ!?」