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そして、翌日の6月11日。
あたしはスマホで今日の日付を確認して小さく息を吐き出した。
約束の日にちまであと2日。
チケットは偽物を含めて5人全員に渡す事ができた。
でも、問題は5人が必ず《mother》に集合してくれるかどうかだった。
だからあたしは今日もまだ偽チケットの予備を持って登校して来ていた。
ただレアなイベントだと言っている手前、偽チケットを複数枚配ることはできなかった。
持っているのはたった1枚。
集合時間を10分遅らせて書いてある、あのチケットだけだった。
教室へ入ると先に登校して来ていた彩美と目が合った。
「おはよう朱里」
「お……おはよう」
気持ちの準備を整えるために少し早めに家を出たあたしは、彩美が先に登校して来ているとは思っていなかったため一瞬言葉を詰まらせてしまった。
そして、翌日の6月11日。
あたしはスマホで今日の日付を確認して小さく息を吐き出した。
約束の日にちまであと2日。
チケットは偽物を含めて5人全員に渡す事ができた。
でも、問題は5人が必ず《mother》に集合してくれるかどうかだった。
だからあたしは今日もまだ偽チケットの予備を持って登校して来ていた。
ただレアなイベントだと言っている手前、偽チケットを複数枚配ることはできなかった。
持っているのはたった1枚。
集合時間を10分遅らせて書いてある、あのチケットだけだった。
教室へ入ると先に登校して来ていた彩美と目が合った。
「おはよう朱里」
「お……おはよう」
気持ちの準備を整えるために少し早めに家を出たあたしは、彩美が先に登校して来ているとは思っていなかったため一瞬言葉を詰まらせてしまった。



