絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~②

「実はちょっと興味あるんだ。ね、ちょっとだけ会話に混ざってきてもいいかな?」


そう言うと、彩美は驚いたようにあたしを見た。


図星だとは思っていなかったようだ。


「そうだったんだ。いいよ、行ってらっしゃい」


彩美がそう言い終わる前にあたしは席を立って歩き出していた。


まっすぐに公恵のグループへと向かう。


「ねぇ、その雑誌ちょっと見せてくれない?」


輪の外から声をかけられた公恵が「え?」と、キョトンとした顔をしてあたしを見上げる。


綺麗な顔をしているが、化粧を落とせばどんなふうに化けるかわからない。


「その雑誌に載ってる服、あたしも好きなんだ」


あたしは半ば強引に周囲の子たちを押しのけて、公恵の前に立った。


「へぇ? 朱里ってこういう服着るんだ?」


そう言って見せられたのはノースリーブの背中が大きく開いているワンピースで、あたしは一瞬言葉に詰まってしまった。


こんな露出の高い服は興味なんてないし、着たこともない。


「う、うん。可愛いよね、これ!」


ちょっと無理があるかなと思っていたが、公恵はすぐに上機嫌で話し始めた。