思えば、あたしは今まで《生きている》と感じた事があまりなかった。
だから、翔吾と自殺することだってためらいは少なかったんだ。
でも、今は違う。
勝ちたい。
生きたい。
そんな気持ちを強く感じている。
高揚感が体中をかけめぐり《ゲーム》を欲しがっているのがわかる。
「ふっ……」
「どうしたの? 朱里」
不安そうな顔をした彩美があたしの顔を覗き込む。
あたしは涙を浮かべて彩美を見た。
「なんだか怖くて」
あたしは心にもない事を言い、彩美の手を握りしめる。
あたしの《ゲーム》はすでに始まっていたのだった……。
END
だから、翔吾と自殺することだってためらいは少なかったんだ。
でも、今は違う。
勝ちたい。
生きたい。
そんな気持ちを強く感じている。
高揚感が体中をかけめぐり《ゲーム》を欲しがっているのがわかる。
「ふっ……」
「どうしたの? 朱里」
不安そうな顔をした彩美があたしの顔を覗き込む。
あたしは涙を浮かべて彩美を見た。
「なんだか怖くて」
あたしは心にもない事を言い、彩美の手を握りしめる。
あたしの《ゲーム》はすでに始まっていたのだった……。
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