出逢わなければ良かったなんて、もう遅い。 あの雪の降る夜の公園で、 銀色の男と出逢ってしまった瞬間から、 私の運命は決まっていた。 妖艶に笑う銀色の後ろ。 ‘‘LUCE” 堂々と威厳高く掲げられたそれは、 私の運命を大きく狂わせていく。