銀色の彼




「真白ちゃん、おもしろー。藤城が懐くのもちょっとわかるかも」


「そりゃ、どーも」


「うん、じゃあ、俺からちょっとだけアドバイスしてあげよう」


「は?」



ピンと人差し指を立てて、笑う。



「藤城しばらく学校来ないらしいよー」


「……それが何」


「藤城いないの見計らって女達のいじめ、どんどんエスカレートしていくかもねえ」



確かに樹里がいたら机に落書きなんかしてこないか。

それにいつも樹里といるから、手を出す暇もないだろう。


ケラケラと面白そうに笑う姿にアドバイスしてるのか、面白がってるのかどっちだよと聞きたくなる。