銀色の彼





確かに樹里はLUCEのメンバーだけど、私はLUCEの樹里といた気なんて毛頭もない。


私は何の肩書きも持たない樹里と一緒にいたんだ。


樹里といる時点で、私のそんな考えなんて通用しないのかもしれない。



でも、制裁を下すなんて選択はあんたじゃなくて、被害を受けてる私が決めることだと思うんだけど?



それに、銀色のあんたがチームを動かしてまで、そんなことをして何の得になる?

得るものなんて、何もないはずだ。



銀色を睨みつけ、目線で訴える。


そんな私から一度視線を外し、すぐにまた視線を戻した銀色は、




「じゃあ、言葉を変える」




とんどもないことを口にした。


















「お前、俺の女になれ」