確かに樹里はLUCEのメンバーだけど、私はLUCEの樹里といた気なんて毛頭もない。
私は何の肩書きも持たない樹里と一緒にいたんだ。
樹里といる時点で、私のそんな考えなんて通用しないのかもしれない。
でも、制裁を下すなんて選択はあんたじゃなくて、被害を受けてる私が決めることだと思うんだけど?
それに、銀色のあんたがチームを動かしてまで、そんなことをして何の得になる?
得るものなんて、何もないはずだ。
銀色を睨みつけ、目線で訴える。
そんな私から一度視線を外し、すぐにまた視線を戻した銀色は、
「じゃあ、言葉を変える」
とんどもないことを口にした。
「お前、俺の女になれ」


![[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.788/img/book/genre1.png)