「よし、さっそく入部届出しに行くよ!」
高校に入って1日目のホームルームが終わった後、私の幼馴染の深口 莉音(ふかぐち りおん)が何か張り切ったように言った。
「は?莉音ちゃん、何言ってるの?」
だって、まだ学校は始まったばかりというか今日が入学式で、私は何部があるかも分からない。
それに、部活動見学が始まるのだって明日からなのだ。
それなのにも関わらず、もう出そうとしている彼女の考えが全く理解できない。
莉音ちゃん、何が何でも気が早すぎるよ。
「何を言ってるのって、そのまんまよそのまんま!ほら、早く出さないと入れなくなっちゃうから、急いで!」
いやいや。
部活見学始まる前に出さないと間に合わない部活何て、普通に考えておかしいと思わないの?
というか、そんな部活なんて普通あるはずないでしょ。
あっても私は絶対、そんな部活入りたくない!
私はそんなことを思いながら、廊下を走る莉音ちゃんの背中を歩いて追っていた。
高校に入って1日目のホームルームが終わった後、私の幼馴染の深口 莉音(ふかぐち りおん)が何か張り切ったように言った。
「は?莉音ちゃん、何言ってるの?」
だって、まだ学校は始まったばかりというか今日が入学式で、私は何部があるかも分からない。
それに、部活動見学が始まるのだって明日からなのだ。
それなのにも関わらず、もう出そうとしている彼女の考えが全く理解できない。
莉音ちゃん、何が何でも気が早すぎるよ。
「何を言ってるのって、そのまんまよそのまんま!ほら、早く出さないと入れなくなっちゃうから、急いで!」
いやいや。
部活見学始まる前に出さないと間に合わない部活何て、普通に考えておかしいと思わないの?
というか、そんな部活なんて普通あるはずないでしょ。
あっても私は絶対、そんな部活入りたくない!
私はそんなことを思いながら、廊下を走る莉音ちゃんの背中を歩いて追っていた。