すると、皐月は足を止め真剣な眼差しをしながら口を開いた。


「いやなんつーか、今でも恥ずいこと言ったなとか思うけど、考えはずっと変わってなくて。

俺らが生まれ変わっても、お前が何回記憶をなくしたとしても、お前を追いかけるし何回でも守る。だからさ___、」



ねぇ、皐月。



「大学卒業したら、結婚しよう。」



……どれだけ涙腺、緩めさせればいいんだ、バカ。



「絶対幸せにするとか、正直言って自信もって言えねーけど、ずっとお前を大切にして、お前だけを好きでいる自信はあるよ。

だから、ずっと俺のそばにいてほしい。」