お母さんの言葉に驚きを隠せず、思わず「え!?」と声を出してしまった。



「あれ?言ってなかったけ?皐月くんの誕生日は四人でお祝いするって」



「聞いてないよ!」



そんな重要なこと忘れてどうするの!!



「ごめん、うっかりしてた」とテヘッと笑うお母さんが最上級に憎い。



「だったら、私行かな……「永遠?」



「行かない」と言おうとした時、黒い笑みを浮かべたお母さんに遮られてしまった。



「行くわよね」