鈍感さんに恋をした。



なんか、罪悪感しかなくて。


「莉愛… なーに言ってんのさっ!」


楓が笑いながら、あたしの肩をポンポンと叩いた。


「あたしらは、本当に莉愛と回りたいから、誘いも断ったんだよ?
それに、初めての文化祭は一緒に回ろうねって、中学の時に約束したでしょ?」


「…あ」


そういえばそうだったかもしれない。


あれは、中3の秋の事。


帰り道で、あたし達が一緒に帰っていた時だった。


「ねえねえ、青葉台高校って、5月の終わりに文化祭あるんだよね?」


楓の言葉に、あたしと麻琴は頷いた。


「青葉台高校にもし3人で行けたら、文化祭も一緒に回ろうね!」


「「…うん!!」」


あたしと麻琴は、笑顔で頷いた。