鈍感さんに恋をした。



体育館も今日はお洒落をしていて、広いグラウンドには、無駄に大きい手作りの特設ステージがある。


様々な場所を見ながら、あたし達は教室に向かった。


教室には、もうほぼ全員が集まっていて、宴会騒ぎのようになっている。


「あっ、柳田さん、おはよう」


中村くんが、騒がしい人達の中から抜けて来て、あたしに声を掛けてくれた。


「中村くん、おはよ」


「うん。……畑さんと松野さんも、おはよう」


「「おはよう」」


「3人共、今日は頑張ろうね!」


中村くんの言葉に、あたし達は大きく頷いた。


…HRが終わった後、各クラスが本格的に開店準備に取り掛かる。