鈍感さんに恋をした。



そう、入学式早々、合コンに参加する事になった。


メンバーは、男女5人ずつの計10人。


ちょっとした親睦会のようだった。


男子5人の中に、たっちゃんはいた。


「ねえ、メアド交換しよ?」


これが、たっちゃんに初めて掛けられた言葉だった。


「はい…。えっと、名前…」


「俺、湯河原竜稀!
テキトーに呼んでいいよ」


「え、じゃあ...たっちゃん、で」


「お前は確か…夏見、だったっけ?」


「あ、はい、そうです」


「だよな。夏見、これからよろしく!
あと、タメなんだし、敬語使わなくて良いんだからな」


「あ…う、うん。
たっちゃん、これからよろしく...」


人見知りな私に、積極的に話し掛けてくれたたっちゃん。