鈍感さんに恋をした。



「あ、あの、柳田さん…?」


中村くんは真っ赤な顔して、目を見開きながらあたしの方を見ている。


何故か、その横で、麻琴と楓が不自然に苦笑いしていた。


「え、な、何?」


しどろもどろになりながら、あたしは中村くんの額から手を離した。


別に、熱は無さそうだったけど。


でも、顔だけはすごい真っ赤だ。


「中村くん、大丈夫?
熱は特に無かったけど、顔真っ赤だし、保健室行く?」


「えっ!?」


「あの、莉愛莉愛、ストップ!」


「…え?」


麻琴が慌てた表情をして、慌ただしいあたしの動作を止めさせた。


「あのね莉愛、違うから。
中村くんは、ピンピンしてるって」


楓が麻琴の代わりに言った。


え?