生徒だけど寮母やります!2







*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・



「いや.....占いでこの先誰に頼るべきか導き出せって、そんな不確かで不透明なことやりたくないんやけど.....」


最初は弥隼はそう渋っていた


しかし結斗や市河にニコリと微笑まれ頼まれると、いよいよ何も言えなくなったようだ


「.....こういう時だけ先輩顔するのやめて下さいよ.....結局断れないんですよ」


ハァとため息をつくと


「俺に責任は無いですからね」

と、あくまでも占いであることを強調する


「ありがとう弥隼くん」


みんなが見守る中、弥隼は部屋へ戻り見慣れぬ数十枚枚のカードを持ってくると、ダイニングテーブルにサッと並べた


カード一枚一枚に書かれているのは奇妙な人物達


覗き込んだ景の目にたまたま入ったものは、魔法使いや教師、医者、赤子のカード


その他にも色々な種類があるようだった



「インチキくせぇ」


景は隣で余計なことを言ったライの背中を強く叩く


弥隼は占いに取り掛かろうとしていて、話しかけないほうがよさそうだ


彼はランダム___のように見えるが、実際は規則性があるのかもしれない___にカードを抜き取る


それを何度か繰り返し、選び抜かれた一枚を見てふぅとため息をついた


「これや」


彼は手元のカードを凝視して、そう呟く


景たちは顔を見合わせてから、弥隼に向き直った


「.....弥隼、それは何のカード?」

千冬が恐る恐る尋ねると、彼は顔を上げてみんなの前にカードを突き出す


そして


「よう分からんけど『法律家』や!」


と不安そうな顔をしながら大きな声で宣言した