生徒だけど寮母やります!2



「え、なにするの!?」


ライは景を無視して、人目を気にせず歩き続ける


景はすれ違った女性から視線を感じ、恥ずかしさに俯きライの肩に顔を埋めた



「うわーーねぇ、あの人めっちゃ見てたけど.....」


くぐもった声は届いているのか、いないのか


相変わらず反応はない



そしてほんの少し歩いた後


そのまま彼が入った先は、人のいない木で囲まれた綺麗で小さな公園だった


「幸運だったな、誰もいない」


ライはそう言って、公園の隅のベンチに優しく景を降ろす


「幸運って.....」


景が不安気な表情で彼を見上げた

その瞬間


「..........!」


背中に腕を回され

グッと強い力で抱き寄せられた


「..........え」


一瞬の出来事に、驚きすぎて息が止まる



そして景の首元に顔を埋めたライは



確かにその唇で


優しく景の首にキスをした