「え、なにするの!?」
ライは景を無視して、人目を気にせず歩き続ける
景はすれ違った女性から視線を感じ、恥ずかしさに俯きライの肩に顔を埋めた
「うわーーねぇ、あの人めっちゃ見てたけど.....」
くぐもった声は届いているのか、いないのか
相変わらず反応はない
そしてほんの少し歩いた後
そのまま彼が入った先は、人のいない木で囲まれた綺麗で小さな公園だった
「幸運だったな、誰もいない」
ライはそう言って、公園の隅のベンチに優しく景を降ろす
「幸運って.....」
景が不安気な表情で彼を見上げた
その瞬間
「..........!」
背中に腕を回され
グッと強い力で抱き寄せられた
「..........え」
一瞬の出来事に、驚きすぎて息が止まる
そして景の首元に顔を埋めたライは
確かにその唇で
優しく景の首にキスをした



