生徒だけど寮母やります!2



「道端だけど、何してんの?」


高速で自分のお腹周りに指を動かし這わせてくる景に、ライは若干ビビりながら尋ねる


景はそう言われてハタと手を止めると


「いや、こしょこしょなら反応するのかなと。ねぇ意外と効いてるでしょ?」


と真剣な顔つきで彼に尋ねた


「お前..........」

ライはくすぐったい訳ではなかったが、笑いを混じらせた声で言い、景を見下ろす


「そゆわけ」

彼女は再び手を動かすと


「でもライのお腹周り硬くてちょっとビックリした」


と、素直な感想を述べた


「男の腹筋なんてそんなもんだろ.....そうじゃなくて」


「あんなに食べてるのに.....ずるいな」


ライは心底落胆する景に一言、「何言ってんだ」とぼやく


そして仕方のない子供を見るような目で彼女を見ると


「俺はやられたらやり返す主義だから自業自得だと思えよ」


「え」


そう言って彼女をまたもお姫様抱っこで持ち上げると、スタスタと歩みを進めはじめた