生徒だけど寮母やります！2

不安ではあるが、だからと言ってこちらに爽馬を撒く算段があるわけでもない


とりあえず彼女の言うとおりにしておこうと、ライは市河と一旦木綿咲夜に

「とりあえずひたすら爽馬を狙う」

そう伝えた


ビュンッッ

シュルシュルシュルッッ


咲夜はライと市河の二人を乗せて思い切り飛び爽馬の炎を回避する

「ひたすら狙うって.....もう狙ってるけど」

市河がそう呟くと、ライは

「景と多分、クソフェミニストからのお達しだ」

と溜息をついた


「2人から？.....あっ、咲夜左へ！」

「あいよっっ！」

市河の読心術と咲夜の反射神経で、またも爽馬の炎を回避


『爽馬の右足』

『爽馬の左肩』


一方、ライは景がテレパシーで伝えてくる指示に従って、電流を放って爽馬を攻撃していた


9割は避けられて、1割は爽馬を僅かにかすめるといったところだろうか


「ライ.....君それいつま.....危ない、咲夜上へ！」