生徒だけど寮母やります!2


ライは自分を乗せて飛ぶ下の彼に謝ると、ところであいつら(景と結斗)は大丈夫なのかと首をひねる


仕方ねぇ

テレパシー使うか.....


電流を放って火と対抗しながらも、彼はお得意のテレパシーを飛ばして景を呼び出した


『えっと、お前何企んでんの。つかどこにいんの』

『.....おっ、よくテレパス使ってくれた』

『切る』

『待って待って待って!』

景は焦ってライを引き止めると更に


『切らないで。むしろずっとテレパシーを繋いでてほしい』

そう要求した


『ずっと?』

『そう、それで私が爽馬のどこを狙ってほしいとかテレパシーで言うから、そこ目掛けて電流を飛ばしてほしい』

『..........当たるかどうかわかんねーし、そもそも爽馬、高確率で避けてくるけど』


ライの微妙な返事にも景は力強く『大丈夫』と返事する