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景たちが駅の新幹線乗り場に着いた時、丁度乗る予定だった新幹線の発車メロディが流れ、5人は急いで新幹線へと駆け込んだ
たった今購入してきた切符は自由席
意外にも乗客は少なく、集まって座ることができそうだ
「じゃあこの辺に座る?」
と結斗
「俺窓側で」
そう言ったライは、景の手首を掴むと、自分は窓側に座りその左隣に景を座らせた
「わっ」
「あーずるいですねライさん。じゃあ俺その横にしよーっと」
そう言って景の左隣に座ったのは市河
「お前ら景がなんとも言えない顔してんぞ」
「景ちゃん、二人に挟まれて苦しいかもしれないけど、少しの辛抱だからね」
「う.....ん?」
必然的に余った咲夜と結斗はその前の列の席に
彼らはシートをくるりと回転させると、抜け駆けしようとしたライにニヤリと笑って見せた



