「でもま、寮母なんて学科授業よりも大変でしょ。頑張って!」
人の事情に深く突っ込んだりせず、笑顔でエールを送ってくれる
月沼くんって.....優しいんだな.....
思わずじっと月沼を見つめてしまった景に、彼は
「どうしたの?」
と不思議そうな顔をした
「あ、いや.....ええと.....」
景はなんとなく
月沼なら話しても大丈夫なんじゃないか
そんな気になって思ったことを正直に言った
「今日、月沼君が結斗に話しかけてるところを見て.....優しい人だなって思ったから、話せて嬉しかったというか」
景の言葉に、月沼は笑顔を見せる
「そうだったんだ。ありがとう。でも優しいっていうかなんていうか.....」
「..........?」
「実は僕の家も貿易の会社やっててさ、伊吹んちの会社よりは全然小さいけど。一年の頃はそれで意気投合したんだ。だからまぁ.....気持ちが分かるっていうか、なんていうか。それできっと、辛いだろうなと思って声かけただけだから」
そっか.....
景は小さく頷きながら聞くと
「うん、やっぱり優しいね、月沼くんは。話してみないと分からなかったよ」
と顔をほころばせた
月沼も謙遜してはいるが、どこか嬉しそうな顔で「ありがとう」と笑う
そして
「でも、前まで男子寮Bにいた妖術科の小高君も絡んでるってきいたし.....笠上さんだってつらいよね」
と慰めてくれた
「ん.....んー.....ううん。こうして話せる友達や男子寮Bのみんながいるし、大丈夫!」
景の気丈な笑顔に、月沼は満足したように笑う
「本当だね、逞しい寮母だよ」
「ありがとう」
2人は笑い合うと
「それじゃ、また」
「うん、またね」
別れの挨拶を交わし
月沼は学科授業、景は男子寮Bへと、それぞれ歩いて行った
人の事情に深く突っ込んだりせず、笑顔でエールを送ってくれる
月沼くんって.....優しいんだな.....
思わずじっと月沼を見つめてしまった景に、彼は
「どうしたの?」
と不思議そうな顔をした
「あ、いや.....ええと.....」
景はなんとなく
月沼なら話しても大丈夫なんじゃないか
そんな気になって思ったことを正直に言った
「今日、月沼君が結斗に話しかけてるところを見て.....優しい人だなって思ったから、話せて嬉しかったというか」
景の言葉に、月沼は笑顔を見せる
「そうだったんだ。ありがとう。でも優しいっていうかなんていうか.....」
「..........?」
「実は僕の家も貿易の会社やっててさ、伊吹んちの会社よりは全然小さいけど。一年の頃はそれで意気投合したんだ。だからまぁ.....気持ちが分かるっていうか、なんていうか。それできっと、辛いだろうなと思って声かけただけだから」
そっか.....
景は小さく頷きながら聞くと
「うん、やっぱり優しいね、月沼くんは。話してみないと分からなかったよ」
と顔をほころばせた
月沼も謙遜してはいるが、どこか嬉しそうな顔で「ありがとう」と笑う
そして
「でも、前まで男子寮Bにいた妖術科の小高君も絡んでるってきいたし.....笠上さんだってつらいよね」
と慰めてくれた
「ん.....んー.....ううん。こうして話せる友達や男子寮Bのみんながいるし、大丈夫!」
景の気丈な笑顔に、月沼は満足したように笑う
「本当だね、逞しい寮母だよ」
「ありがとう」
2人は笑い合うと
「それじゃ、また」
「うん、またね」
別れの挨拶を交わし
月沼は学科授業、景は男子寮Bへと、それぞれ歩いて行った



