なんだかそれを見てたらすごくドキドキして。
黒瀧くんが…
あのいつも穏やかで全然怒らなそうな黒瀧くんが、すごく怒ってる。
私のために…。
胸の奥がキュッと痛くなって、じわじわと熱いものが溢れ出してくるような感じがした。
おかしいよね…。
やっぱり今日の私変だ。
頭もクラクラするし…
するとその時祐二くんが、胸元を掴まれていた手をバッと取り払った。
そして開き直ったように、
「はは、嫌がってたぁ?そうかな〜?
俺にはむしろ喜んでるように見えたんだけどなぁ〜?」
…はぁ!?
「…ってめぇ、」
「だいたいこんな谷間丸見えみてぇなドレス着て男を挑発するほうも問題だろ。
俺には誘ってるようにしか見えなかったね。虚ろな目してさ。
それってテクニック…」
ーーガコンッ!!



