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「あら、あなたは誰?」
「僕は隣の国の王子です。君の名前は?」
「私は白雪。
この森に継母と二人で住んでいるの」
放課後は毎日、劇の稽古。
クラスの練習よりこちらを優先させなければいけない私たちは、毎日残ってみっちり練習を行うことになっていた。
「白雪姫…。
なんと可憐な名前、君にぴったりだ。」
「…カットーー!!」
監督の相葉くんの合図。
彼は演出にかなり口を出すタイプで、かなり細かい要求をしてくる男だった。
なんでも父親は本当に映画監督なんだとか。
「そこもっと近寄って!
そんで見つめ合って、黒瀧は白百合さんの髪に触れる!
最初の胸キュンシーンなんだからよろしくね!」



