. * . 「…えぇ〜っ!!? ほんとにキスされそうになったの!?」 「シィィ〜〜っ!!」 詩織に話したら、案の定大騒ぎされた。 「大声出さないでよっ!! それに、してないからね!!」 「なんだ、しちゃえばよかったのに〜。もったいない。 想像しただけでニヤけちゃうわ、私。羨ましくて」 「やめて〜っ!!」 「なに、それを恥ずかしくて突き飛ばしちゃったの?」 「う、うん…」 「なるほど。だから気まずくなっちゃったわけね」 「……」 「だから今日翼くん来なかったんだ」