ブォオオオオオオン 「あーきたきた。早いね」 あたしは続けて言う。 「自分と同じ地位のやつとやる。それだけ。 蒼凰は抜けて?あたしが代わりに入る」 「おいおい女だろぉ?お前、俺にかてんのかよ?」 向こうの総長らしきやつが、意味深な笑みで あたしを侮辱してくるが いまはそんな気分じゃない。 「わかった。俺は抜ける。 じゃあ、始める。」 「START」 蒼凰のこえと共に始まった。