「…あ、あたしは人殺しじゃないわ!」
認めなよ、しつこいなぁ。
「あんたが、紅薔薇にいたのも
そのためだよね?
あんたが、飛鳥組だったから。」
どう?そうでしょう?
野次馬たちは興奮気味。
「違う。そんなの知らない……」
「ううん、尭羅に罪を被せたのも
全部あんたね?
あんたは、飛鳥組の時期トップだった。
けれど、竜華組のあたしら一家を消すとき
ミスをした。それはあたしを殺せなかったこと。
そのミスが原因であなたは紅薔薇に格下げ。
施設からきた、尭羅が代わりに飛鳥組のトップになることが決まった。」
「違うっ!!!」


