いつ、居場所が無くなるのだろう‥

いつ、見捨てられるのだろう‥


そんな事に怯えながら、今日も生きていかなくてはいけない


私は、悲しい人間なのだ








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次の日


私は、また、晴恵に
『上野美雨 -Ueo miu-
あいつうざいよね
いじめてきてよ』


と言われた


また、いじめないといけない


上野さん、凄く優しいが、たまに毒を吐く


その毒は、笑えない時もある


それで、皆んな嫌いなのだ


私は、紙に書いた




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上野美雨さんへ


今日、放課後体育館裏に来てください

お話が、あります

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これを机の中に入れた

体育館裏なんて、普通だか、いつも晴恵に言われているのだ

だって上には、空いている教室が、ある


そこから何もかもが、見えるのだ


そうやって私は、監視されている


信用されていないのだ


いつもの事だから、慣れてはいるが、やはり少し悲しいのかもしれない‥