それから更に1年後。
静音が13歳になり、そして篠宮と要に保護される年。
母親である船絵が治療の甲斐も無く亡くなり5年の闘病生活に終止符を打った。
言い換えれば、静音はもうお金を稼ぐ必要が無くなったのだ。
「お母さん、頑張ったよ。凄くね。」
「ああ、凄くな。静音は晴れて金を稼がなくて良くなった訳だな。」
静音を慰めながらも、静音を通して自分の親のように感じていた莉央と深緒。
悲しくないわけがない。
しかし、静音がこれ以上男を誘わなくてよくなるのは2人にとっては嬉しいことだった。
「そのこと、なんだけど……ね。莉央にぃ、深緒ねぇ。私、自首しようと思うの。」
「は?」
「自首?!」
口数が少ない静音に、てっきり母親のことを考えているのかと思っていた2人は自首という単語に驚きを隠せない。
「もちろん莉央にぃ深緒ねぇのことは言わないよ。元々私がしてたことだし。2人のことがバレないように警察の人には私1人でしてたことにするから。何も心配しないで。」
肩の荷が下りたような、それでいて少し寂しそうな表情で静音は2人にニッコリと笑いかける。
静音が13歳になり、そして篠宮と要に保護される年。
母親である船絵が治療の甲斐も無く亡くなり5年の闘病生活に終止符を打った。
言い換えれば、静音はもうお金を稼ぐ必要が無くなったのだ。
「お母さん、頑張ったよ。凄くね。」
「ああ、凄くな。静音は晴れて金を稼がなくて良くなった訳だな。」
静音を慰めながらも、静音を通して自分の親のように感じていた莉央と深緒。
悲しくないわけがない。
しかし、静音がこれ以上男を誘わなくてよくなるのは2人にとっては嬉しいことだった。
「そのこと、なんだけど……ね。莉央にぃ、深緒ねぇ。私、自首しようと思うの。」
「は?」
「自首?!」
口数が少ない静音に、てっきり母親のことを考えているのかと思っていた2人は自首という単語に驚きを隠せない。
「もちろん莉央にぃ深緒ねぇのことは言わないよ。元々私がしてたことだし。2人のことがバレないように警察の人には私1人でしてたことにするから。何も心配しないで。」
肩の荷が下りたような、それでいて少し寂しそうな表情で静音は2人にニッコリと笑いかける。



