しかし、直接言いたかったので2人に会える今日まで我慢していたのだ。
「職質の仕方が上手いって課長が評価してくれて、それを刑事課で活かせって推してくれたんだ。その署の刑事課も女性が欲しかったから、ちょうど良かったって。」
莉央と深緒に一旦は悪の道に引きずり込まれたものの、元々の素直で礼儀正しい性格が篠宮と要に出会って天真爛漫に変わっていったのが課長には良かったらしい。
そして、幼い頃から大人の中で育ったせいか顔色や行動の変化には敏感で、それが職質から犯人検挙に繋がっているようだ。
「運も実力のうちって言うからね。」
「積み重ねてきたものも無駄じゃないということだな。」
我が子同然である静音の出世ともとれる大抜擢に、篠宮と要は嬉しさが込み上げる。
「柊静音、今まで以上に精進してまいります!…なんてね。」
「うむ、頑張りたまえ。…なんてな。」
いたずらっ子の様な顔をしながら、静音は敬礼をする。
それに便乗した篠宮は、まるで指導者の様な言葉で返した。
「先輩……、似合い、ません、よ…全く……」
普段とはかけ離れた篠宮の言動が、要のツボにまったようだ。
「職質の仕方が上手いって課長が評価してくれて、それを刑事課で活かせって推してくれたんだ。その署の刑事課も女性が欲しかったから、ちょうど良かったって。」
莉央と深緒に一旦は悪の道に引きずり込まれたものの、元々の素直で礼儀正しい性格が篠宮と要に出会って天真爛漫に変わっていったのが課長には良かったらしい。
そして、幼い頃から大人の中で育ったせいか顔色や行動の変化には敏感で、それが職質から犯人検挙に繋がっているようだ。
「運も実力のうちって言うからね。」
「積み重ねてきたものも無駄じゃないということだな。」
我が子同然である静音の出世ともとれる大抜擢に、篠宮と要は嬉しさが込み上げる。
「柊静音、今まで以上に精進してまいります!…なんてね。」
「うむ、頑張りたまえ。…なんてな。」
いたずらっ子の様な顔をしながら、静音は敬礼をする。
それに便乗した篠宮は、まるで指導者の様な言葉で返した。
「先輩……、似合い、ません、よ…全く……」
普段とはかけ離れた篠宮の言動が、要のツボにまったようだ。



