「……どうでしょう……ね」
私は曖昧な答えを出した
「……私は…人間の事は…信じません。あの力もなく…死んでいく…価値のない人間…」
何を抱えてるの?
なにかオーラが漂ってくるのがわかった
「何故…魔界に…????」
「………私が…弱かったから」
「え?」
「大切な家族、友達を守れなかったの」
エリは黙って私の話を聞いてくれた
……あたしが強かったら……
もしあたしも下に降りてたら……
お母さんが記憶を失わずに住んだかもしれない
「そんなに思いつめないでいいと思いますよ」
「え?」
「鈴様が、悪いわけではないと思います。とりあえず魔界にいらっしゃったのです。魔界についてお話します」
エリは何かの本を持ってきてくれた
……分厚い
この中の…全て…??
「そうです。これくらいは知らないと」

