「我慢、できっかよ……。」 夕日の中すやすやと穏やかに眠るみゆ。 もう…知らねーからな。 俺はそっとそのやわらかな髪を撫でると すっと顔を引き寄せ 触れるだけのキスをした。 ゆっくりとみゆの瞼が開き、驚いたような透明で純粋な瞳が顕になる。