甘く切ないキスをして*1周年記念短編*







「まあ、まあ、ハルくんも変わったわねー。」




とどこか楽しげな花織さんが去ると




「しょうがねぇからこれで許す。」










そういって俺はしーの唇を奪った。








「ハルのばかっ!きらいっ!!」


そういってドアを閉めるしーに俺は微笑む。














嘘つきな君は素直だって、俺は知ってるよ。











―嘘つきな君にキスをして