風が止まず、
雨がひたすらうつ闇のような空。

悪夢の声のょうな雷の音が町中を騒がす。


心のケイタイが鳴った。

「もしもし?
雄大だけど…」

食事の誘いだった。

始めは断ったが、
友達のゆかりも来るというので行くことにした。