「みおりのことは



俺が守ってやるからな!」



そう一言言ってくれた次の日には


もういなくなってしまった。



守るって言ったのに


いなくなったら意味無いじゃん。



そんなことを考えていた私は



気づけばもう高校生で


その男の子の顔も名前も覚えていなかった。